猫の咬傷です。オス猫は縄張り争いで喧嘩をして、気付いたら腫れて、ほっといたら、膿がでてきたとよくあります。猫の皮膚は強いので中で膿がたまります。時間が経ち皮膚などが腐り始め気付いたりします。だいたい治りますが、今回の子は皮膚壊死範囲が広いので時間がかかりそうです。治療としては、体液に近い生理食塩水で洗浄、皮膚再生を促すパッドをあて、上皮を再生させます。このような汚染された細菌だらけの傷は縫合してはだめです。細菌を封じ込めてしまうので、開放させて清潔に保ち、上皮化を待ちます。
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猫の咬傷です。オス猫は縄張り争いで喧嘩をして、気付いたら腫れて、ほっといたら、膿がでてきたとよくあります。猫の皮膚は強いので中で膿がたまります。時間が経ち皮膚などが腐り始め気付いたりします。だいたい治りますが、今回の子は皮膚壊死範囲が広いので時間がかかりそうです。治療としては、体液に近い生理食塩水で洗浄、皮膚再生を促すパッドをあて、上皮を再生させます。このような汚染された細菌だらけの傷は縫合してはだめです。細菌を封じ込めてしまうので、開放させて清潔に保ち、上皮化を待ちます。