今回は、猫ちゃんの爪切りのようすを
YouTubeにアップしました!獣医の解説付きです☆彡
初めてネコチャンを飼う、なんて方にも参考にしていただけると嬉しいです。
当院では日々、数多くの手術を行っており
プライバシーに配慮した上で、
動物や生き物への理解、知識の共有、ならびに医療の透明性を目的とし、
医療情報を定期的に公開してまいります。
ご理解賜りますようお願い申し上げます
爪切りのやり方
∇爪切りなんですけど、
∇ピンクのところの辺りまで血管と神経が
∇あるので、そこに近いと
∇そこを切ってしまうと出血とか、あと痛みが
∇出てしまうので、そこからちょっと離して
∇切るように爪切りをします。
∇よく見えなくて、間違って奥まで切って
∇しまう人がいるので。
∇そうすると、もう
∇動物も記憶力がいいので、
∇そのあと、やらせてくれない子になってしまいます。
∇どこまで切っていいか分からなかったら
∇白い部分をちょっと残して
∇先だけ切るようにすれば、そういう
∇失敗はないのと、
∇あと奥に行けば行くほど血管が太くなるので、
∇もし自宅でそういうふうに奥、間違って見えなくて
∇奥まで切ってしまったって方が
∇たまにいるんですけど、かなり血が出ます
∇まあ後ろ足は4本、前足は5本なので
∇年を取った猫ちゃんは、若い猫ちゃんは
∇爪がらっきょの皮じゃないですけど、一枚ずつ
∇剥がれて、自然爪とぎした時に
∇剥がれるので一定の長さが保たれるんですけど、
∇高齢猫ちゃんは、それが剥けなくなるので
∇自宅で爪とぎしても、
∇その上が剥けなくなるので、どんどん×2こう
∇結構この子も年なので伸びてて、
∇最後肉球に刺さったりします。
∇だから、若いうちはそういうのが
∇起こらなくても、年を取ると全く
∇爪切りとかしてなかったりすると、
∇肉球にいつの間にか刺さってみたいなことがあるので、
∇若いうちはそんなにまあ
∇尖った爪ぐらいで済むんですけど、年取ると
∇切ってあげないと、
∇肉球に刺さって膿んじゃったりとかします
∇なるべくこう手早く
∇動物にとって怖い処置は
∇だらだら長くやらないで、
∇短時間で済ませてあげるのがポイントです!
∇噛みついてくる子とかは、
∇エリザベスカラーとかしてやるとかしないと
∇できないかもしれません。
∇一番は、やっぱりその
∇痛い思いをさせないってことですね。