今回は病院・トリミングに行けない時でも自宅で簡単に爪切りができるよう
写真や画像をあわせて説明していきます‼
ワンちゃんの爪切りのやり方について説明していきます。
ワンちゃんの爪は ①透明で血管が分かりやすいもの ②黒く血管が見えないもの
の2種類あります。
透明爪の仕組み・切り方について
写真を見ていただくと、薄くピンクの影が見えると思います。
これが血管を含む組織で、切る時はこのピンクの影の血管部分を意識しながら切っていくことが
まず基本になります。
「切る手順」
①まずは血管を切らないように爪の側面・断面を確認しながら横にまっすぐ切ります。
②、①のままでは角が尖っているのでケガ防止のためにも、角を削ります。
③、②同様もう片方の角も削ります。
※この時、一気に切りすぎて出血してしまうケースもあるので
慣れていない場合は、①・②・③を少しずつ繰り返して切ることを勧めています。
②黒づめの仕組み・切り方について
⇩このように爪の部分が黒く血管が全く見えないワンちゃんも珍しくありません。
爪の仕組みは透明な爪と同じでしっかり血管が通っています。
黒い爪を切る場合は、一気に切るのではなく最初から少しずつ切り進めていきましょう!
最初は白っぽい乾いた断面ですが、切り進めるうちに、やや黒っぽくなり少し湿った感じに変わります。
その奥に血管があるため、そこで切るのを一度ストップしてください。
その後は、やすりで少しずつ整えていくことが出血しない爪の切り方になります。
仔犬・暴れてしまう子は無理にご自宅で爪を切らないようにしましょう。
仔犬の時期に爪切りに対する恐怖心を覚えてしまい病院・トリミングの際切らせてくれなくなって
しまう子も多くはないので病院慣れの為にも、最初は病院で爪切りをしてもらうこともオススメです✨
お家で爪切りをしている方は万が一、出血してしまった場合ガーゼや脱脂綿などで押さえてもなかなか
血が止まらないので止血剤(クイックストップ)を用意しておくと出血もしっかり止めることができます。